氷トンボのシーンは小樽市内に程近い坂道で撮影された.最初は北海道ワインの敷地で撮影される予定だったが,いろいろな事情から,この場所が選ばれた.
氷トンボは,トンボの標本を木箱に入れて透明樹脂を流して作った.その際,溶けた樹脂の熱でトンボの標本が縮れてしまい,なかなか上手く行かなかったそうである.トンボの種類に関しては,専門家の意見として次のような見解があるので紹介しておく.
「レジン(樹脂)を用いて標本を作る場合,粉を吹く種類は粉に樹脂が浸透し黒くなります.また翅の形がトンボ科で胴体がやや寸胴であることなどから,断定は出来ませんが,トンボの種類はシオカラトンボだと思います.またシオカラトンボは普通種で入手も容易だと思います.」
氷トンボを晶子と剛吉が覗き込むシーン.ちょうど坂の上の脇にある木立が背後に映り込んでいる.