閲覧室に使われている部屋にはガラスケースに入った船の模型が飾られているが映画では本棚でうまく隠されている.国指定重要文化財のためロケの許可を取るのが難しかったと聞いている.本棚は大道具.使われている書籍は小樽市立図書館や小樽女子短期大学(当時)の蔵書を借り出したもの.重文のため大道具などの持ち込みも制限されたとのこと.閲覧者などのエキストラは,すべてスタッフと小樽商科大学の学生等である.なお,この日本郵船の建物は一時期実際に小樽市立図書館として使われていたことがある.