11月20日 取材 |
初回を観終わってから会場を出ると boyfriend 君が「LD 版と違うシーンがある」とおっしゃいます.私も,なんとなくそんな気がしてきたのですが,帰国後,よくチェックしたら,やはり同じでした.(それとも,どこか再編集されていたのでしょうか?)そのうち,12時半頃にポスターを無料で配布するということなので,それを待つことに.そこへ web 系のレポーターが2人,私にインタビューする目的でやってきました.実は、ye-seule さんを通じて事前に接触があったのでインタビューに応じる約束をしていたのでした. |
ポスターが欲しいので,しばらく立ち話をしていたのですが, 配布は1時過ぎになりそうとのことなので,レポーター諸氏と一緒に 昼食に行きました.普通の定食屋(洋食系です)に入って食事を取りながら取材を受けました.食べる物もそこそこにいろいろなことを聞かれました.「何故、Love Letter がそんなに好きなのか?」とか(「そんなの知らない」)「日本の若手映画監督について」(「実は邦画はあまり見ない人なのだ」)とか,結構、私も一生懸命答えました.そのときの記事が韓国の web に載ったのですが,現在はもう削除されています. | |
1時過ぎになって,キムさんがさりげなく席を立ち私たちの代わりにポスターを貰いに行ってくれました.おかげで私もポスターをサイズ違いの3種類入手することが出来ました.(有り難うございました)私がポスターを手に喜んでいる姿と女性レポーターと一緒の記念写真を撮影して取材を終えました.取材後は3回目の上映まで時間があったのでソウルで一番大きな書店「教保文庫」に案内して頂きました.ここで岩井俊二特集が行われているという噂です.ところが「トラッシュバスケットシアター」「マジックランチャー」「ラブレタービジュアルストーリーブック2」「undo
写真集」が平積みされているだけでした.でも CINE 20 という映画雑誌に Love Letter の特集が組まれているというので,これを購入.中身は,岩井監督のインタビュー記事始めマニアには嬉しいものでした.(もちろん私には読めないんですけど)
![]() CINE 20 と KINO の記事。 | |
もう1度映画館に戻り韓国の友人とはお別れしました.本当に皆さん,ご親切にして下さり有り難うございました.嬉しかったです.また,お会いすることがあるといいですよね! そして私1人 Love Letter を2度続けて鑑賞しました.午後になって映画館はますます大盛況でした.(午後の2回は満席売り切れでした.) |
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例によって,安代の着物にある藤井家の「家紋」はどんなものか?,とか,少女樹が図書カードに記入しているときに左側に見える本の書名が判らないだろうか?,とか,陸上競技大会のプログラムの表紙の文字は?,とか,セメント袋の銘柄は?,とか一番前の席で目を凝らして見てました.(笑)映画が終わったときには本当にこれで銀幕で見る "Love Letter" も人生最後かもしれない,と思うと胸が一杯になりました.すでに日が暮れた街に出て,タクシーを拾ってホテルに戻ったのですが,耳には "His Smile" の旋律が流れっぱなしでした..... |